金(Gold)

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金価格は、市場のムードを知るための優れた指標

経済が好調で世の中に大きな混乱がないようなときは、金価格は下がり気味になります。

しかし、不安が高まる時期には、10年間で5倍になるなど金は魅力的な投資対象となります。なぜでしょうか?それは、昔から安全資産として信用され続けてきたからです。

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投資戦略

不測の事態に備えて金を保有する!

金価格を指標として活用するためのポイントは、投資需要を見ることです。

「投資需要が年間2000万オンスを超えたら金価格が上昇してくる」と言われてます。

価格上昇で儲けるのも1つの手段ですが、ひどい不況などの事態に備えて資産を守る「保険」として持っておくのも有効な手段と言えます。

金の価格は他の資産とは無関係な動きをします。そのため金をポートフォリオに組み込むことによってポートフォリオ全体が一方向に動いてしまうのを避けることができます。

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まとめ

注目ポイント:金の価格および在庫の変化

意味すること:金の需要が高まっている場合、投資家たちはインフレや金融危機、国際情勢の悪化を危惧している

投資アクション:インフレ、戦争その他のききが予測される場合、なるべく早めに金を買う

データ入手先:ロンドンの金市場を管理するロンドン地金市場協会(LBMA)