ラッセル2000指数

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ラッセル2000指数とは、時価総額が小さい中小企業の株価を表す指標です。(他にもラッセル3000やラッセル1000があります。数字は銘柄数です)

 

中小企業は大企業よりもリスキーな投資対象です。

中小企業に対する投資姿勢を見れば、リスクに対する市場のムードを知ることができます。

例えば、S&P500のような主要指数が伸び悩んでいるときに小型株が伸びてきていたら、リスク先行ムードが高まっていると考えられます。この場合、実際に企業がどういった動きをしているかを確認してみましょう。設備投資が増えているようなら、中小企業の確実な伸びが期待できます。

ポイント:中小企業は大企業に比べて景気の影響を大きく受けます。そのため景気回復時には、小型株の方が大きく値上がりすることになります。

 

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投資戦略:株価指数は先入観を排除してみる

どのような指数についても言えることですが、市場はときに気まぐれな動きをします。ですから間違った結論に飛びつかないよう、最新の注意が必要です。

「人は自分のみたいものを見てしまう生き物」ですから、株価指数を見るときは、先入観を持たないように注意することです。そのためにも「他のデータも同じことを示しているだろうか?」と自分に問いかけることも大切です。

 

まとめ

注目ポイント:ラッセル2000指数の上昇(低下)

意味すること:景気への期待により、リスク選考ムードが高まっている(低下している)

投資アクション:テクニカル反発ではなく景況感の変化による上昇(下降)であると判断できたら、ラッセETFを買う(売る)