過去のテーパリングを調べて思ったこと

まず、テーパリングは大きく4つのフェーズがあります。

①テーパリングの開始時期について発言

②減速期(購入額を段階的に縮小)

③維持期(満期を迎えた国債は、同じ条件で買うので、総額で持っている国債の額は変わらない)

④縮小期(再投資額を減らしながら総資産額を減少する。もしくは売却する形で総資産額を減らす)

【ここだけ覚えてほしい!】歴史を見ると「発言」→「減速」→「維持」→「縮小」まで4年4ヶ月ほど時間を費やしています。その間、株価の上下はあったものの、結果的にS&P500は上昇しています。

米大統領選挙と同じように、マーケットがどう反応するか分からないとして、ジャクソンホール前にポジションを閉じる動きは出てきます。しかし、それは未知のリスクに対しての正しい「構え」だと言えます。

もしも、ジャクソンホールにてテーパリングの発言があり一時的に株価が下落しても、歴史的に見れば、押し目買いのタイミングとなりそうです。