公益セクター

公益事業セクター(Utilities)とは、電力・総合事業・ガス・水道などの生活インフラを提供する業種です。

特徴:不景気に強い、ローリスク・ローリターン、セクターの約65%が電力事業、高配当銘柄

デメリット:好景気は他のセクターと比べて利益が少ない

注目:債券利回りとの相関(高配当ディフェンシブ株vs債券利回り)、政治的な動向(今ならインフラ投資計画)

代表銘柄ネクステラエナジー(電力)、デュークエナジー(電力)、ドミニオンエナジー(総合公益)

セクター構成比率:現在VPU(公益セクターETF)に投資をしているので、VPUの構成銘柄で比率を確認した

 

VPUのセクター別構成比

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VPUのセクター別構成比

VPUの主な構成銘柄

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VPUの主な構成銘柄

構成比率1位のネクステラ・エナジーは、風力や太陽光などの再生可能エネルギーに力を入れている電力会社となります。

投資行動:今後の景気に対して不安という方におすすめ

最近の上昇要因:景気減速懸念(今後の景気に不安を持った投資家の資金が公益セクターに流入した)、米国債利回りの低水準(米国債利回りで稼げないので高配当ディフェンシブ銘柄に資金が流入

景気減速懸念の根拠:第3四半期GDP予測は5%台(第2四半期のGDPは6%台)景気減速が予測されている。